カンボジアで運動会を開催する現役一橋生に話を聞いてみた<後編> 社会学部3年 飛矢智希さん

編では活動を始めたきっかけや具体的な活動内容についてお話をお伺いしました。後編では今後の展望や一橋生へのメッセージを中心にお伺いします。

~東京オリンピックを、教育支援に活かす!?~

-今後、カンボジアでの活動はどうなっていきますか?
飛矢 今後は単なるスポーツフェスティバルで終わるのではなく、色々な分野とコラボをしていきたいですね。実際、3回目のスポーツフェスティバルではオーケストラを呼んだり、文化交流会を開いてみたりしました。文化交流会ではソーラン節を踊るなど日本の文化も紹介しました。僕たちの目標はドロップアウト率を下げることなので、スポーツフェスティバルという形じゃなくても、子供たちが興味関心を持ってくれて、楽しんでくれたらいいんです。様々な団体と手を組んでもっと子供たちを楽しませたいですね。

それから、2020年の東京オリンピックに向けて動きたいなと。いろいろな国の子供たちを日本に招待して、東京オリンピックを見せてあげたいですね。スポーツで子供にいい影響を与えられるのではないかなって思っています。私個人としては、今の活動をさらに広げていきたいですね。カンボジア以外の国にも目を向けてみたり、スポーツフェスティバルにシンガーライターを呼んでみたり。自分ができることには何があるのか、一つ一つ考えていけば見えてくるものもあると思うので。

 

~とりあえず海外に飛び出した、ことで見えた世界~

-東京オリンピックまで視野に入れているんですね!
カンボジアという異国の地に飛び出したことで新しく気づいたことはありますか?
飛矢 支援していると思わないことが大切なのだと改めて気が付きました。常に、一緒にやろうとかやらせてもらっているという気持ちでいるように意識しています。自分なりにカンボジアにいい影響を与えようと思って向こうに行ってはいるのですが、勉強させていただいている、やりたいことをさせていただいていると思いながら活動しています。そうすることで、向こうの人ともうまく接することができるのだと思います。

-海外で活動するにあたって、どのようなことが大切だと思いますか?
飛矢 言葉なしでも会話ができる人が強いなと思います。表情やジェスチャーで相手を楽しませる人は活躍できる人ですね。それと、現地の文化にちゃんと染まれることも大切だと思います。例えば、カンボジアだと7時に待ち合わせをすると7時30分に集合するんですよね(笑)そういった文化とか考え方の違いをきちんと受け入れて、否定することなく順応できることは大切ですね。僕の尊敬するNPOの方は、日本にいるときと外国にいるときでは別人のようになりますからね(笑)

-学生だからこそできることや、学生の強みはどのような点にあると感じますか?
飛矢 学生だから「学び」として見てもらえるということはありますね。学生だからこそ、カンボジアの校長も協力的なのだと感じます。あとは体力です。体力があるから多少辛い環境でもなんとかやっていけると感じます。カンボジアにいるときは小学校で寝泊まりして、朝は子どもたちの声で目覚めるというような生活をしています。現地の人と同じような環境で生活できるのは、学生だからこそじゃないかなと。そうした現地の生活を体験することは、さっきお話しした「順応」にもつながります。

それから、「知識がないこと」が意外に良いのかもしれません。知識がないからこそ、とにかく自分で考えてやってみようと、すぐに行動にうつせます。知識にとらわれて動けなくなるより、とりあえず飛び出して肌感覚でしか得られないものを感じてくるというのは大切だと思います。それに社会人の方に比べて立場的にもリスクが少ないので、結構勢いでできてしまうのも学生の強みだと思います。

-最後に、一橋大生に向けてメッセージをお願いします。
飛矢 「とりあえずやってみる」ということが大切だと思います。カンボジアに行きたければ、とりあえず行けばいい。大学生は休みも作りやすいですし、行ってみて初めて分かることってたくさんありますからね。それから、中学時代の先生に言われて、ずっと守っていることがあるのですが、「なんでも3か月間続けてみる」というのは大事だと思います。「とりあえず始めてみる」というのも大切ですが、それを3か月やってみると色々見えることもあります。「継続」が自分がやりたいことを見つけるための一つの鍵になると思います。

 

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講演料払ったら総額いくらなんでしょうか・・・・

■主催:AIESEC/HITPORT
■日時:11月20日(月)17:20~20:10
■概要:日本を代表するイノベーターが一橋に集結する国立史上最高にアツい講演会!
■登壇者一例:
・2017年、「日本で最も働きがいのある会社」CEO
・スカイマークの会長を兼任する一橋教授
・社会課題を解決しながら東大で教鞭を摂る、元マグロ漁師

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