与えられた場所で活躍するには? 大手広告代理店で活躍する若手OBに聞いてみた<後編> 若手OB連載企画 広告業界編

 

編では、学生時代のお話や広告業界の未来についておお話を伺いました。後編では、やりたくない仕事をしなくてはいけない時のモチベーションの上げ方や、やりたいことが見つからない一橋生へのアドバイスを伺ってきました!

前編はこちら

 

やりたくない仕事で武器を磨く

―次は内田さんの現在の仕事について伺います。経理部に所属しているということでしたが、経理配属になった時にはどう感じましたか?

内田 もともとマーケターになりたくて入社したので、死ぬほど落ち込みました(笑)就活で語ったやりたいことが叶うのは半々くらいなので、よくあることではあるのですが、最初の3か月はめちゃめちゃ落ち込んでいましたね(笑)ただ、その場所で何ができるかを考えるようになってからは吹っ切れることができました。広告業界は、自分の仕事さえしっかりできていれば、他部署の仕事でもチャレンジできる風土があるので、今は自分の武器を磨きながら、いろいろな部署での仕事にチャレンジさせてもらってますね。やりたいことができる業界ですし、積極的に動く人間が評価される業界だと感じています。

―入社前と後でギャップはありましたか?

内田 悪い点からいうと、先進的に思えていた広告業界でも、やっぱり大企業的な硬直性があると感じました。いい点は個性的で、面白い人が想像以上に多かったところですね。目的意識を持った熱量の多い人が多いです。彼らと一緒に働くことでいい刺激をもらうことができるのは、一つ大きな糧になっています。

―今後はどのようなキャリアパスを描く予定ですか?

内田 今年中に今の仕事を辞めて、ベンチャー企業で働こうと思っています。会社は先進性よりも自分のビジョンにマッチするところを選ぼうと考えています。就活中は仕事の意義なんて薄っぺらいと思っていましたが、社会経験を積んで現実を分かってきた今はそういうところも大事だなと気が付きました。給与や制度も大事ですが、誰かの役に立っていることを肌で感じたくなりました。そのあとは今のところ未定です。そのまま勤め続けるかはそこで働く意義を感じ続けられるかですかね。

やりたいことが見つからないあなたへ

―それでは、悩める一橋生に対してアドバイスをお願いします!(笑)

内田 やりたいことをとにかくやってみることが大切だと思います。武器になるとかは考えなくていいけど、好きなことを突き詰めることが結局武器になるんじゃないでしょうか。大学の4年間で一番大事なことは自分がどんな人間か知ることだと思っています。自分のいいところも悪いところも好きになってあげる。自分が「どうあるべきか」ではなくて「どうなりたいか」を知る。サークルでひたすら飲むとかでも好きなことなら、どんどんやればいいんです(笑)勉強しろとは言わないので、自分がいいと思ったことをとことん突き詰めてください!

―やりたいことを見つけられない人はどうすればいいですか?

内田 まずは、「やりたいことがない=無価値」という思い込みを捨てることです。他力本願でもいいから、周りの人のまねでもいいから、面白そうなことにとにかく突っ込んでみる。「夢を持っている=えらい」というわけではありません。ストレスはかかりますが勇気を出してドキドキすることをしてみてください。もしかしたら何か見つかるかもしれないし、見つからなくてもいい経験ができると思うんです。やりたいこと、趣味がないことをコンプレックスにいろいろ行動していることも一つの価値です。無趣味だから無価値だなんて思わないで、まずは自分を認めてあげること。人は成長速度が違うんだから、他者と比べないで自分を信じてあげましょう。難しいとは思うけど少しずつ練習してください。そうすれば、いつかは必ず転機が訪れると思います。

―本日は貴重なお話をありがとうございました!!